羊のいない星にて

シンガポール きいろ日記

社会のイメージと個人

日本で美味しいものをたらふく食べて
シンガポールに戻ってきた。

 

こうも短期間にいろんな国を行ったり来たりするのは初体験かも。

行ったり来たりすると、その国に降りたった時に
とても客観的な印象をもてる。

 

 

東京で、乗り換える駅を選択ミスって
階段しかないところを重たい荷物持って上り下りするはめに。

エレベーターもエスカレーターも
そっち側に行くには無い。なぜ…。

スーツケースを二つ持っていたのもいけんかった。

一段ずつを、よいしょ、よいしょ、と下りていたところ、
だ、、誰も手伝ってくれず!
これは前にも思ったことあったが、今回は本気で重たすぎて、しかも両手にスーツケースで、よろよろっよろよろっ って下りていたんだけど、ほんまに誰も手伝ってくれん。

 

東京、こえーーーーー!!!つめてーーー!!

 

って、残念な気持ちになったわけだけど、


東京で会って話して食べて飲んで~を一緒に楽しんだ友達のことが、
最高な人間たちだわーーー!!!って、
私の友達って全員尊敬できて、見習いたいと思うことが多々あって、あんなふうに自分もなれたらなぁと感じるわけだ。

 

何が言いたいかというと。

 

大きなかたまり(社会)として見た「東京」が、冷たくて他人に無関心なように見えて、
個人のレベルで見た「東京」は、あったかくて素敵に見える。

 

同じ東京のイメージなのに、まったく違う。

 

そして、東京にだけに限らんとも思う。

 

ロンドンは表面的には親切に見えるが、個々は個人主義で他人と距離を置く人が多い印象。もちろんロンドンの場合は外人だらけだし、イギリス全体とは違うけど、それこそがロンドンのイメージなんだよなぁ。

これは批判的な意見ではなく、表面的に親切に見えるってのも、かなり大事だとおもう。表面的に親切なだけで、他人とのコミュニケーションがスムーズになって、いやな気分になる必要がなくなる。ちょっとしたことなんだけど。

 

シンガポールは、まだ来たてほやほやのため
この、全体のイメージしかまだ見えてない。

 

国の印象と、個人的に知っているその国の人の印象は、必ずしも一致しない。

 

不思議だなぁ。

 

って考えるうちに、国って単位はいったいなんなんだ
というよくわからん穴に入っていきそうなので、この辺までにしとこ。

 

これから、個人としてシンガポールを見ていくのが
なんだか楽しみだわ。

どんな人に出会うのかなー。