羊のいない星にて

シンガポール きいろ日記

染みついた東洋医学

食べることが好きで、健康なのが好きで、
おいしく食べることが健康に繋がる。

 

みたいな考え方って、東洋医学的なのかなぁとふと思う。

薬局に、漢方薬と普通の薬がならんどる。
うを!漢方薬が普通に!!
とか変な錯覚により一瞬興奮してしまったが、
よく考えると、日本でも普通に売っとるわ。葛根湯とか。

 

ロンドンでも中華街とかに漢方薬局はあったけど
普通の薬局では漢方薬を見たことない。
あったとしても4年間気づかんレベル。(わたし比)

 

迷信だ、思い込みだという欧米人はたくさんおる。
オリもそのひとり。
(でもなぜかウコンの力はめちゃ効くって言う…)

西洋医学でもプラシーボを信じて利用するなら、ある意味
なんで漢方薬は信じんのか、謎だ。

 

で、日常的に漢方薬が身近にある生活をひっさびさに体験すると、
なんとも漢方薬というか、東洋医学の考え方が
結構自分の中に染みついたままだったことに気が付いた。

というか、子供のころから生活の一部だった。

 

なんというか…
日本人から見ると、漢方薬は「中国のもの」ってイメージで
「欧米のもの」と同じような、外国のものとしてあるもんだと思いこんどった。

 

いやいや、馴染んどるわ。日本に。

そういう考え方が全くなかったイギリスから、
日本にある程度似た状態、もしくは
中華人が多いため日本よりも漢方薬が豊富なシンガポールに来ると
日常の東洋医学がめちゃくちゃ特別なものじゃなくて
自分にとって日常的なものだったって、思い出した感じだ。

 

どっちも良いとこどりしたらいいんじゃないかね。
東洋医学も西洋医学も。

 

スーパーで、薬膳スープのもととかを
普通に買えるシンガポール。

たぶんシンガポールにしか売ってないものではないだろうけど
驚きのパッケージのものが結構あるので興味深い。