羊のいない星にて

シンガポール きいろ日記

家探し難航

はじめて来た場所の住むところを決めるのは
土地勘がなかったりして大変なのはわかっとる。

でも、いちばん困っているのは…

 

欧米人と日本人の、家に対する条件が違うこと!

 

これは、そもそもシンガポールに限らず
ロンドンでも何度も「えっそこ?」
という所を気に入ったり気に入ってなかったりで家探しが難航したものだ。

そして、わたしとオリだけに限らず、いろんな人を見たうえで
日本人と欧米人とでは家を選ぶポイントが違うことを確信している。

(子供のいる家族はあまり周りにおらんかったのでそれは不明)

 

個人的な意見では、
一般的な日本人(アジア人全般かもしれないが主に日本人)は
「家の内側と地域の利便性」(部屋の位置や向き(西日が入って暑いかどうかとか)、料理や洗濯のしやすさ、通勤通学に便利か)を重視する傾向にある。
それに対して欧米人は
「広さ、静かさ、街のイメージと雰囲気」…とくに広さが重要という人が多い。

 

やっぱり日本人、特に東京とかの都会に住んどる人は
狭さにある程度慣れとるので、え、ひろいひろい、十分スペースあるがな
って物件でも
欧米人には「狭い」に分類されてしまう。

 

特に意識して、欧米人っぽいオリ!というわけでも、私ってなんて日本人的な…!ってわけでもないんだけど、
ほんと無意識に… 書き出してみた条件をみると、やっぱり…ってなる。

 

そして、どうやらここシンガポールでもそうみたいで、
欧米人は一戸建てみたいな家(そんなに数はないが)とかを好み、コンド(という高級マンション)の高層階には住みたがらないそうな。

とはいえ、この国はほとんどがドーンと建った四角いビルだらけであって
なんとかオリの希望に合うものを探すのは難しい…。
私的には、条件に広さも街の雰囲気も含まれないから
数個の妥協のみっていう許容範囲内の部屋は何個か見たんだけど。

 

オリの連日の多忙(入社以来、土日も休みなしでほぼ毎日朝方まで働いている。大丈夫か…この会社…)により、判断力に欠けてきとるし。。

 

いい家に巡り合いたいよ、はやめに…。